2012年06月03日

コナカイガラムシ大発生の前に。

2008年1月、とある大手園芸店で買った千代田錦には、自宅でよく見ると、葉の間に、白っぽい粉くずのようなものと、透明で小さな丸い粒がいくつも挟まっていました。
それがコナカイガラムシの死骸(または脱皮殻)と排泄物だったとは。

その年は、その千代田錦ハオルチア類をほぼすべて室内にいれ越冬させており、気付けば、それらアロエ科植物だけにコナカイガラムシが蔓延、2009年7月には大発生となり。
その後は毎年大量発生、撲滅もできず、うちのアロエ科植物、特にハオルチア系をほぼ壊滅させてしまいました。

なにせ、ベランダ柵際で、うちでは最も日当りと風通りが良く、雨ざらしになっている場所置きの大鉢、アロエ・ベラにまで広がる勢い。


が、アロエ科以外は、まったく被害無しという…。
120603-1-100920.JPG
画像は、アロエ・ベラの葉裏のアップ。2010年9月。
黒っぽいのはコナカイガラに群がる蟻。
蟻が、ソレを守って牧畜しているようにしか見えぬ…。

そんな中で、今もかろうじて生き延びているハオルチアも少し、あります。
今回は、そのうちのふたつ。


1ヵ月前、植え替えをしました。名無し小型寿系と、オブツーサOB-1。
結構年数経つというのに、いまだこのサイズ。
このときの姿はかなり見映え悪くて、晒すのはお恥ずかしいのですが。

1ヵ月前、5月5日、植え替えする前の姿。2.5号鉢。
120603-2-0505.JPG

120603-3.jpgkuhaku.jpg特に、右側のオブツーサが情けなし。
これで4年経っている株。2008年6月下旬購入…だったか?

オブツーサ類は、おおむね手に余すほど丈夫で増える系らしいのに、私のもとではコナカイガラムシ被害で一進一退を繰り返してきているにしても、ほとんど株は大きくならず。
いや、その性質だったからこそ、今も生き延びているのか?
kuhaku.jpg
120603-4.jpgkuhaku.jpg左側の名無しの小型ハオルチアも、今は手入れが悪く、ずいぶん見映えを悪くしてしまっていますが… 子株が次から次へと出て、今までのところ、害虫には負けていません。

これは2006年初頭頃?に、ホームセンターで1号プラ鉢多肉植物群(1個150円)に混じっていたハオルチア。さすがに丈夫です。
子株をむしっても親株の葉は大型にならない小型種とわかってからは、子株を分けることもなく、なるがままにして、こんな状態。

6月になったばかりの今はまだ、脅威のコナカイガイラの姿はほとんど見えませんが、毎年そうで、気温と湿度の上がる夏に、手に負えないほど一気に発生するのです。
いったいどこに、どういう状態で潜んでいるのか。

過去の別の株の植え替えでも、その後やはりその時期になるとがっつり発生し、蒸し暑さなどで少しでも弱みをみせた株は、そこでお手上げに。

120603-5-0505.JPGkuhaku.jpg今回植え替えるに当たっては、これら2鉢の丈夫さを見込み、むしって穂の軟らかい筆も使い、流水で酷なくらい洗い流し。

名無し小型寿系は、枯れ気味の葉も取り除くと、こんな姿に。
kuhaku.jpg
それぞれの植え替え後。どちらも3号鉢。
120603-6-0505.JPG 120603-7-0505.JPG

1ヵ月経った今の姿。
120603-8.jpg 120603-9.jpg

過酷な洗い流しで株にはダメージがそれなりにあったと思われますが、一応今のところは無事なもよう。
もっとも、勝敗はこれから、なのですけれども。

植え替え後、これらはベランダの柵で影になるところに吊るしました。
風通しの良い場所のアロエ・ベラにすらたかるコナカイガラムシ(蟻が運んでいるのか?!)なので、効果のほどはわかりませんが、せめてこれらには、この夏、発生しなければ良いと願いつつ。

それにしても、あの蟻さえいなければ、テントウムシが来て適当に減らしてくれるはずなのに。
「このように元気で奇麗です」と紹介できるようになってほしいハオルチア。
このぷりぷりな透明窓がある多肉色物が、とても好きなのに。
今の状況では、ハオルチアで好きな品種に出会っても怖くて手が出せず。
むむむ。

posted by ikko-いっこ- at 12:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 多肉植物・ハオルチア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
かなりやられてますね。
蟻は本当に要注意です。奴らはアブラムシやコナカイガラなどを育て守って分泌液を貰ってますからしつこいですね。
これだけになると、投げ出したくなりますね。
薬剤も、決定打に乏しく、なかなか撲滅までには至りません。奴らのシブトサには、こちらが折れそうになります。
兎に角落とせる限り落としてから薬剤散布を繰り返すしかないですね。
う〜ん、ハオルチアもやられますか・・・困ったものですね。
無事復活出来ると良いですね。

シゾバシス・イントリカータの件、有難うございます。
多肉置き場も飽和状態になりつつあるので、今回は申し訳ありませんが、ご遠慮させて頂きます。すみません。
Posted by TOTORO-K at 2012年06月06日 00:38
うちの場合、この害虫を持ち込んむことになったのがアロエ科植物で、
アロエ科の植物全部に広がりました。
それら以外の多肉色物、さぼてん、山野草、草花、本木性植物すべては、まったく無事なんですよね。置き場が隣り合わせでも。ほとほと参りました。
諸々の生き物がやってくるようなので薬剤はさけているのですが(害虫に耐性つけられるのも、用土の再生するに農薬残留もさけたい)、なんとか治まっていってほしいです。
生き延びる株もあるので、表皮を厚く硬く植物自体を頑健に栽培できたらいいのではないか? と思ったりするのですが、それもなかなか…。
とにかく決定打のない今は、まだ害虫が大量発生する季節にる前に、できるだけ調子を取り戻しておいてもらうことしか手がなく。
つくづく、コナカイガラの死骸と排泄物の姿を知らなかった自分の無知に、溜息です(何か農薬の、または栄養剤の一種かと)。当時、自身で園芸を始めてから結構年数が経っていましたが、それ、見た事無かったんですよね。ああ。

シゾバシス・イントリカータの件、了解です。どうぞ、お気遣いなく〜。
Posted by いっこ at 2012年06月07日 06:46
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